Charity Cut&Saw

Detail

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#1

このカットソーのフォト部分に使用している写真は私の父が生前、最後に撮った写真の中の一枚です。
私は震災のあった同年の11 月に父を亡くしています。それだけに何だか因果を感じていて震災復興の際などに何かに使えないかと考えていたものをこの機会に使わせていただくことにしました。

花は「オーニソガラム」。
花言葉の一つが「才能」(=英訳:Gift)。
贈り物というGift の意味を掛けて、父が遺してくれたもの、とその出来事から自分が得た学びをヘレンケラーの名言に載せました。

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#2

作業や活動中に使用するメンバーT のような位置づけでデザインしたものです。 表面の絵のように、世界から日本へ、日本から世界へ・・「(自分も)そう思っていたところだったんだ!」というものを行っていこう、そう いうことをしていこう、という考えを現しました。

そしてこれから先、もっと大勢、皆で協力して行っていきたいと考えているので背面に「一緒にやろう」というメッセージのデザインを施しました。

Author's Comment

震災は甚大な被害をもたらし、多くのものを変えました。私の友人に特に被害の大きかった地区の一つ、岩手県大槌町出身者がいます。
震災後ずいぶん経ってからにはなりましたが私も一緒に現地に伺わせていただいたところ、復興はいまだなされず爪跡があちこちに残ったままになっていました。

復興には多大な時間がかかるでしょうが、少しでも早く進むように自分も何かの役に立ちたいという一心で微力ながら復興支援を行っています。その一環としてチャリティーでの作品提供や復興支援の団体の活動への協力をこれからも続けていこうと思います。